お便り

開春杜氏オンライン参戦飲み会を終えて

2020/10/28 20:02

2020年10月28日に、以下の文面でニュースレターを配信しました。
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開春杜氏オンライン参戦飲み会を終えて
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先週の土曜日に「開春オンライン飲み会」を開催しました。僕の古巣のやまなかさんからいただいた企画でしたし、このご時世にお客さんに来ていただくわけですから、大サービスの内容でお届けしたつもりです。ウチの儲けはゼロでしたが、楽しめました。

司会進行を務めた若林君は、「開春」醸造元、若林酒造の跡取り息子ということで、今までは、単なる酒屋の社員でしたが、今後は、「蔵元代行」という名義でも活動できるようになっていくと思われます。実はそのための企画だったと、僕は最初から思っていました。

さて、日本酒のようにクラフトなお酒は、「テイスト」と「ストーリー」という2つの側面を持ちます。ストーリーの部分は結構、大きいです。だから、造り手と飲み手の直接交流は、双方にメリットがあり、われわれ売り手も、昔から力を入れてきました。
今回のようにリモートでつなぐフォーマットが確立されれば、今後はもっとその機会が増えていくかもしれません。

開春の地元、島根県大田市温泉津町(ゆのつちょう)は文字通りの温泉街で、漁港でもあり、大変オススメできる観光地です。
僕も家族旅行で滞在しましたが、ぬらっとした源泉かけ流しを3軒もハシゴして、すっかり温まったあと浴衣で、ノドグロなんかをホジホジしながら、地元の酒で延々とやれるわけですから、それはもう…。

杜氏の山口竜馬さんは広島出身、純米酒の殿堂「神亀」で修行された醸造家です。かつてのキャッチコピーは「サラリーマン迷杜氏」、いまは「イクメン迷杜氏」を名乗っておられます。
そういえば今回、竜馬さんは自宅からzoomでの参戦でしたが、途中台所に行って息子さん(小学生)の釣ってきた魚を捌いていたそうです。グレと石鯛と、なんかそういう磯ものを。大阪では考えられない生活ですね。

酒屋で修行中の若林くんは25歳で、近大生だった5年前に、日本酒ゴーアラウンドの手伝いでウチに来てくれたのが、縁の始まりです。

僕の息子はまだ小学生ですが、彼ら令和の世代にまで日本酒や日本食を伝えていくために、僕たちも若林くんたちの世代も、がんばって行動していかなければなりません。具体的には、消費者を啓蒙し、食育に力を入れることです。
街を見渡しても、食べ物と言えば「肉」ばっかり、飲み物といえば「サワー系」ばっかり(真冬でも)で、もうお先真っ暗な状況です。肉しか食べない子が親になって、また、肉しか食べない子を育てていくからです。

だから温泉津みたいな、魚がうめえ温泉旅館に、若者たちは行ってほしいなぁ。ほんまもんを知ってほしいです。

アクセス

大阪メトロ谷町線 東梅田駅徒歩5分
お初天神(露 天神社)の中を通り東門を出てスグ

  • 月〜土 17:30 - 0:00
  • 日・祝 定休

露 天神社は東西南北に通り抜けできます。ここを目標にしていただくのが確実です。
当店は全席禁煙とさせていただいております。また、日本酒専門店ですので、日本酒以外のドリンクメニューはございません。

 

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